レポート
ミス沖縄2019の譜久里美樹さんに見送られ、宜野湾マリーナをスタートする CHEVROLET CORVETTE

ミス沖縄2019の譜久里美樹さんに見送られ、宜野湾マリーナをスタートする CHEVROLET CORVETTE

2019.03.09【DAY1】

沖縄に春を呼ぶ Classic Car Rally OKINAWA 2019 が開幕

宜野湾マリーナでのPC競技に臨む TRIUMPH TR2

宜野湾マリーナでのPC競技に臨む TRIUMPH TR2

計測ラインを目視しながらPC競技に挑む FERRARI DINO 246GT

計測ラインを目視しながらPC競技に挑む FERRARI DINO 246GT

雨の中、東村文化・スポーツ記念館に到着した TALBOT 90 SPORT

雨の中、東村文化・スポーツ記念館に到着した TALBOT 90 SPORT

PC競技のゴールラインを通過する FORD T BUCKET

PC競技のゴールラインを通過する FORD T BUCKET

今年で4回目の開催を迎えた沖縄唯一のクラシックカーラリーイベント、Classic Car Rally OKINAWA。回を重ねるごとに地元沖縄からの参加者が増えているのは、ラリーの楽しさや古い車が持つ魅力を、このイベントが沖縄の内外に向けて伝え続けているからだろう。今年は日本全国から、35台がエントリー。初春の沖縄を2日間で駆け抜けた。

この時期の沖縄はなかなか天候が安定せず、この日も天気予報は雨。スタート会場の宜野湾マリーナの上空にはどんよりとした雲が立ち込めていた。雨が降り出す前に幌を付けてスタートに備えるエントラントたち。天候を心配しながらも、笑顔で最初の目的地となる与那原マリーナへ向けて出発した。

与那原マリーナで最初のPC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)を行い、次のポイントとなるくぅーすの杜 忠孝蔵へ。ここで1つ目のスタンプを受け、再び宜野湾マリーナへ向かう。

今にも雨が降り出しそうな空を気にしつつ、宜野湾マリーナでのPC競技にも真剣な眼差しで臨むエントラントたち。強く吹き付ける風にも負けず、集中力を切らさないよう慎重に計測ラインを踏んでいく。

宜野湾マリーナを出てランチを済ませた後は、恩納村の琉球村へ。伝統的な沖縄の村を再現したテーマパークである琉球村では、30分間の休憩が設けられ、見学しながらしばしの休息。出発する頃には雨が降り出してきたこともあり、エントラントたちは急いで次の目的へと向かった。

琉球村を出るとさらに北上し、東村を目指す。PC競技会場となる東村文化・スポーツ記念館へ到着すると、雨脚はさらに強まり、容赦なくエントラントの体力を奪っていく。競技を終えた一行は、この日最後のPC競技会場となる大保ダムへ。東村文化・スポーツ記念館から大保ダムまでの区間も、長距離のPC競技として計測が実施され、雨の中でも最後まで気を抜かず競技に集中できるかどうかが試される1日となった。

夜のガラパーティでは1日目の順位が発表され、宴席は盛り上がりを見せた。コースのこと、競技のこと、天気のこと、景色のこと。エントラントたちの話は尽きることなく、宴は夜遅くまで続いた。

Historic Car Japan 岩本 美香)
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